とりあえず、やってみる。

よくわからんけど、やってみる。とりあえず、やってみる。

【合格体験記】AWSソリューションアーキテクト - アソシエイトに無事合格

お久しぶりです😊まおです🌻

先日AWSソリューションアーキテクト - アソシエイトの試験を受け、
無事合格しました!!!

今回は、AWSソリューションアーキテクト - アソシエイトについて、今後受験を考えている方の参考になるよう、合格体験記を書いていこうと思います。



AWSソリューションアーキテクト概要


受けた試験は、SAA-C02というバージョンのものになります。

項目 内容
概要 AWS利用の最適な設計について
問われる試験
問題 選択問題 65問
時間 130分
合格ライン 720点以上
採点 100〜1000点で採点
50/65問が採点対象
15/65問は採点対象外※
受験料 15,000円
模擬試験料金 2,000円
受験の前提条件 なし
言語 英語、日本語、韓国語、中国語(簡体字)

※採点対象外の15問については、情報を収集し今後採点対象の設問として使用できるかどうかを評価するとのことです。

詳細は本家をご覧ください。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/



受験時の筆者スペック


受験時点での知識によって学習量が変わるので、私のスペックをまとめました。

  • サーバーサイドエンジニア
  • 開発経験はざっと2年くらい
  • AWSを利用した開発経験1年半ほど

文字だけではわかりにくいので、
AWS試験範囲のサービス一覧について
どの程度の理解があったかを簡単にまとめてみました!

■受験時の筆者スペック
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学習方法


筆者の場合、AWSサービスに関する学習は、

  • ①業務のための日々の学習
    • 初学者向けの本と黒本の読み込み
  • ②試験に向けた学習
    • Udemyでの学習とハンズオン実施

の2段階で行いました。
本については後ほど紹介します。

学習期間

試験に向けた学習期間は、約2週間で40時間ほどでした!!

なんだかすごく短いようですが...
AWSを利用した業務に携わっていたこともあり、試験に向けて補う内容がそれほど多くはなかったのだと思います!

実際、
AWSサービスを利用した経験が少なかったり、
レガシー系の技術経験のみの状態
では、もう少ししっかりと学習期間を設ける必要があると思います!

学習教材

筆者の場合は、本2冊とUdemyのみで学習を行いました!
私は模擬試験も受けずに受験してしまいましたので、総額6,000円くらいで手安く学習させていただきました!!


まず知識が0の状態からAWS概要を知るための本です。

【対象】
AWS初学者、開発未経験者

初心者向け内容なので、人によっては不要かと思います。

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Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書



続いて、いわゆる黒本です。

【対象】
本試験受験者向け

各サービスや試験範囲に関するアーキテクチャの解説と問題付きです。
ただしAWSは日々アップデートされていくので、本に記載された内容は厳密にはすでに最新の情報ではないかもしれません。
または試験範囲のほうがアップデートされているかもしれません。
本が制作される期間など考慮すると、情報が最新であるのか、試験範囲が網羅できているのか、という点で本での学習には注意が必要です!
こういった点も踏まえて、ある程度短期戦で資格を取ってしまうのが良いかと思います。

本は試験に合う最新版を検索してください!
ちなみに私は古いバージョンの本を購入していたので模試はついていませんでした。

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徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書[SAA-C02]対応



最後に、試験に向けて最も参考になったUdemyの講座です。
筆者の場合↑↑で紹介した本は、1年ほど前に事前に読破していた状態であり、試験に向けてはこのUdemyの講座のみで学習しました!

【対象】
本試験受験者、AWS学習者 (AWSを業務で使っている方にもオススメ)

こちらは、試験範囲の各種サービスの詳しい説明からハンズオンまで学習できます。
資格のためだけでなく、AWS学習者全般にオススメできる内容です!
ハンズオンは、業務でも個人でも開発に活かせる内容なので、今後見返すために買っておくなどもアリだと思いました!
そして何よりセールだと安い!とりあえず買っておけ、と言える講座でした!

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これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版) | Udemy


Udemy模試の難易度は妥当か?

紹介したUdemyの講座は、3回分の模試がついています。
試験で戦えるような妥当な内容の模試なのか、という点が気になると思います。

ズバリ内容は、妥当 であり、
3回分全て必ず解いておくべき!だと思います!!

やってみると分かりますが、
1→2→3回目と、一般的な内容からだんだん詳細な内容まで問われるようになっている気がします。
1回目だけでは少々物足りなく、
2〜3回目の内容ばかりが出題されるほどではない
といった感じでした。

1回目の模試の内容は最低限把握しておくべき、
2〜3回目の内容を理解することで、確実に合格ラインに持っていくといった具合です。

試験に非常に役立つので、是非とも3回分やっておきましょう!!

それ以外の教材

これら以外にも、試験に向けたオススメ教材はありますので、詳細は載せませんが参考にしてみてください。
ちなみに公式のサンプル問題は、試験レベル把握のためにもやっておくべきです!



試験当日の注意点


本番試験は模試よりも解きにくいので注意!

当日実際に受けてみて、最初に、
「アレ...全然解けないかも...」という感覚に陥りました。
というのも、おそらく理由は2点ありまして、
1点目は、【翻訳の問題】です。

こちらはベンダー試験あるあるな気がしますが
問題文の訳が少々怪しい時がたまにあります。
ただ、試験結果に影響するほどのことではないです。
基本的に試験時間には余裕があると思うので、普段より多少時間がかかるという程度で済みます。

日本語の試験を選択していても、英語の問題文は確認可能なので、両方参照しながら解くと良いと思います。


2点目は、【選択肢の傾向】です。
Udemyの模試レベルは妥当と書きましたが、
本試験での選択肢のほうが厄介に感じました。

Udemyに比べ本試験は、4つの選択肢に関連性がないことが多かったように思います。
例を挙げて説明します。


例) Udemy模試の選択肢の傾向

  • うさぎは足が速くカメは遅いが、カメの方が先にゴールした
  • うさぎは足が遅くカメは速いが、カメの方が先にゴールした
  • うさぎは足が速くカメは遅いが、うさぎの方が先にゴールした
  • うさぎは足が速くカメは遅いが、うさぎとカメは同時にゴールした


よくある選択問題の選択肢の傾向はこのようなパターンです。
Udemy模試もこういった選択肢の問題が見受けられました。
このパターンの場合、それぞれの選択肢の違いを意識しながら、問題文と照らし合わせて選択肢を絞ることができます。

が、本試験ではそれぞれの選択肢の内容がバラバラであることが多く、
突拍子もない選択肢が入っていたりするので、理解に時間がかかりました。

ただこれは逆に言うと、
「冷静に考えればこれは絶対有り得ない」という選択肢が混ざっているということにもなるので、選択肢を絞り込みやすいという点もありました。

模試よりも多少時間がかかってしまうと思いますが、
こういったところに惑わされず、冷静に対処できれば、
Udemyで学習した内容で試験突破できると思います!

直前の試験申し込みに注意!

本試験はPSIかピアソンVUEのいずれかの配信プロバイダーを選んで試験を受けます。
私はピアソンVUEを選んだので、ピアソンの場合での話になります。

AWS試験に限ったことではないですが、テストセンターでいつでも試験が受けられる!とは言うものの、
いざ予約しようとすると意外と試験日時は限られています!
試験会場も都心以外は結構少なくなってしまうので
少なくとも1ヶ月前には一度会場と試験スケジュールを確認しておきましょう!

...と言いつつも、
試験開始の24時間前まではキャンセル・変更可能だったりするので、
学習状況に応じて確実に合格できるタイミングを狙うのもアリです!
(実際私も、前日に解いた模試が微妙な出来だったので、直前で1日伸ばしました...w)


実際受けてみて...


ここからはただの感想になります。

実際、試験を受けてみて...
まずは学習して良かったと感じました!

AWSのみならず、クラウド利用におけるアーキテクチャやモダンな開発手法、考え方を知ることができたので、思っていたより幅広く活かせる知識を習得できました!

そして学習期間は短期戦に限る!と思います。

私も業務で使っているとは言え、最初に本で概要をさらった時期から1年以上経っていたので、サービスの根本的な部分の改善が行われていたりするなどかなりのアップデートがありました。
本腰入れて学習した際に資格までとってしまうのが効率的かと思います!
(私も日々アップデート情報に目を向けないとな、と反省...)


ということで、以上、合格体験記でした🧚🏻‍♀️